カーオーディオ ポータブル電源稼動化(2)
カーオーディオ ポータブル電源稼動化(1)の続き
電源切り替えの仕組み
カーオーディオをポータブル電源で動かすため、電源切り替えの仕組みを検討しました。使い方が合っているかわかりませんので、もし真似される方は、あくまで自己責任でお願いします。(下図参照)
オーディオのACC電源(アクセサリー電源)と常時電源も、停車中はポータブル電源から供給するようにしました。最大で10Aくらいの電流が流れるようだったので、切り替えはリレーにしました。リレーはコイルに電流が流れることによって発生する磁気により、切り替える仕組みになっています。
今回使用したリレーは、5極のエーモンNo.3237リレー2個です。
今回、リレーの入っていた厚紙裏に記載されている図とは、違う電気の流れになります。リレーが作動していないとき(通常のエンジンがかかっている時)は、次の写真の接点B経由で流れます。エンジンを切って、ポータブル電源に接続するとコイルに電気が流れリレーが作動します。そうすると、接点A経由でオーディオへ電気が流れます。
次の図は、リレーを挿入する箇所です。【カーオーディオ ポータブル電源稼動化(1)】でも記載したように、ハーネスとオーディオ本体の間に入れました。
リレー設置場所
配線の分岐する部分はほとんどギボシ端子での接続にしました。後々の変更も簡単にできるかと思います。リレーを設置する場所はかなり悩みましたが、スペースとアクセスの面でグローブボックス裏にしました。フィルター交換の邪魔にならないように、とりあえずインシュロックで固縛しました。
グローブボックス下から、ポータブル電源に接続するための配線を出しました。リレー経由でオーディオに行く+の線と、車体アースからの-の線を引き出してあります(次の写真)。 因みに使用したコードは、2sqです。
ギボシ端子は多めに買いました。よくスリーブを通さないで圧着してしまうことがあり、無駄なやり直しをしていました。
とりあえずギボシ端子のままの状態で、発煙筒に引っかけてあります。行く行くは発煙筒の上に見えるオプションの100Vコンセントの部分にコネクターを取り付けたいと思っています。今のところはギボシ端子接続です。+とーを間違えないように、端子を変えています。もう1本丸まって見えるのは、オーディオに繋がっているUSBです。
(3)につづく